獄丁ヒグマ 第3話 【命寿その1】

前回のあらすじ

亡者を倒す現場に連れていかれたアヤハ。そこで、ヒグマは、アヤハの兄にとり憑いていた亡者の手を使って戦っていた。ザイジュはただの仕事道具ではなく、罪を犯した手を切り落として、それを使って同じように亡者を狩る。だから、お兄さんもアヤハの手も真っ白だということを伝えられ、二人は報われた。

バイトに通って1週間、平和な毎日

ヒグマの寺で、とり憑いた亡者をとってくれた謝礼としてバイトしているアヤハ。掃除していると、ウサ婆(ヒグマのおばあちゃん)が草まんじゅうをくれた。みんなで仲良く食べるように言われたが、アヤハ一人しかいない。

ヒグマのところに向かうアヤハ。そこには、ヒグマともう一人の少年がふざけあっていた。その少年は、分霊者。獄卒人のサポート役のコバタ。そして、もう一人、木の陰に隠れていた幼い女の子がいた。今追っている亡者の目撃者で、コバタがヒグマのもとに連れてきた。子どものうちは亡者が視える人が多い

子どもが目撃した亡者

子どもの名前は、雨屋 香、5歳。祖母と両親の4人暮らし。2日前の深夜に家を抜け出す祖母を見つけた。香は、祖母を止めようと思いついていくと、夜の公園に祖母以外にもたくさんの老人が集まっていた。すると、老人たちの目や口からコポコポと泡のようなものがでていて、それをジャングルジムの上にいた亡者が大きな口を食べて飲み込んでいた。

そのあと、老人たちは、何事もなかったかのように帰っていき、あとで婆さんにそのことを聞いても、返事すらしてくれない。もともとお喋りだったのに、口も聞かなくなってしまった。

ばぁちゃんをたすけてください

人見知りでずっと木のそばに隠れている香。ヒグマから、ばあちゃんのこと好き?と聞かれ、首を縦に激しくふり、やさしいところが好きだそうだ。七五三の時にお寺に一緒異国と約束してたのに、その話をしてもなんも言ってくれない。忘れちゃってるのかもしれなくて、、、と香が話すと、ヒグマは、「俺が思い出させてやるよ。ばあちゃんはすぐ戻るよ、約束だ。」と言って、香と指切りげんまんをした。

厄介な亡者

香のばあちゃんについている亡者は、アヤハについていた亡者と同じ奴らしいが、そいつやを使役している亡者が厄介ものだった。夜な夜な年寄りを集めて命寿を一斉に奪っているから、ぐずぐずしていたら死人がでるかもしれないと、コバタ。

命寿とは、老人が吐いた銀の泡のことで、亡者が生者に憑こうとする最大の理由。

亡者を狩りに行くヒグマについていくアヤハ。

ヒグマには、危ないからついてきたらダメといわれたアヤハ。だが、コバタにいいと言われ、こっそりついていくことに。

コバタは、アヤハのついていきたい気持ちがわかるという。単純に興味以上に自分を助けてくれた獄卒人ってどういう存在なんだろうって知りたくなる気持ちは、俺にもよくわかる。

亡者現る

木の上で亡者を待つヒグマ。老人がぞろぞろ公園に集まってきたかと思うと、バサ、バサを大きな羽を広げ飛んできた亡者。ヒグマの仕事が始まる。

感想

新たに出てきた分霊者、コバタ。とても元気がよく面白いキャラでした。ヒグマとコバタの関係は詳しく書かれてなかったが、何かありそうな感じだった。子どもとばあちゃんを助けると約束したヒグマは、頼りがいがあり、かっこいい。今回の亡者は、厄介者でもしかしたら死人がでるかもしれないということで、ヒグマも危険を感じているようだった。アヤハには、ついてきたらダメと言っていたのに、こっそりついていっているので、何か起きそうな気がする。。。